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TOP>>特殊加工>>盛り上げ箔加工>>データ作成時の注意点とご了承事項

  フルカラー印刷データとはレイヤーで分けて、データ作成下さい。
加工する部分をスミ100%で作成して下さい。
スミ50%などのグレーの表現は出来ません。





  盛り上げ箔加工は印刷と作業工程が別なので、フルカラー印刷データと若干のズレが生じます。盛り上げ箔部分の下の印刷絵柄が白くなっていると、盛り上げ箔加工がズレた時に、白が見えてしまいます。多少ズレても問題ないように盛り上げ箔加工部分の下にも絵柄を描いて下さい。





  盛り上げ箔加工は折りや断裁部分(ヌリタシ)には加工出来ません。
断裁位置や曲げる部分(背の折り部等)から2ミリ以上離して絵柄を描いて下さい。
※万一折りや断裁位置にかかるようなデータになっていた場合は、その部分を削除して
加工させて頂きますので予めご了承下さい。





  エンボスニス部分に箔を転写するという加工の都合上、エンボスニスが施せるマットPPを施した用紙への加工しか対応出来ません。必ずこの加工をご利用になられる場合にはマットPPを選択されて下さい。





  広い面積の加工の場合、加工機の都合上、若干のスジムラや気泡穴、フィルムの下にホコリ等が入ってしまった場合の跡が発生する場合があります。狭い範囲への加工だと目立ちませんが、広いベタ等だとどうしても目立ってしまいます。予めご了承の上ご発注下さい。

  ホコリや微細なゴミが箔フィルムの下に入ってしまい目立ってしまいます。




  細かな文字や絵柄は、箔フィルムがツブレて転写されたり、極端に細い線や点などは箔フィルムが転写されないこともあります。特に盛り上げ箔加工部分をベタで描いて、ベタの中にヌキで細かな文字や絵柄がある場合はツブレやすくなるのでご注意下さい。

  小さな文字等の細かな絵柄はツブレやすく、再現性が下がります。


  ベタ白ヌキの文字は特にツブレやすくなります。




  エンボスニス部分に箔を転写するという加工の都合上、箔フィルムを剥がす段階で、綺麗に剥がれず若干のバリ(箔の剥がれ残り)が出る場合が発生してしまいます。出来るだけ剥がれ残りは除去するように後処理を行いますが、それでも若干の「箔の剥がれ残り」が出ることを予めご了承下さい。この傾向は特にホログラム系の箔フィルムで起こりやすくなります。

  加工のエッジ部分に若干のギザギザ感が出る場合があります。




  線や点(小さな絵柄)等、加工面積が狭い方が、エンボスニスがその場に留まろうとする表面張力により、盛り上がりますので、箔を転写した時により盛り上がって見えます。逆にベタ面積が広いと盛り上がり効果が減少します。

  線や点(小さな絵柄)等を主体にしたデザインをお勧め致します。